キャバクラの仕事はきたお客さんを楽しませるものです。夜の世界の花とも呼ばれます。そんなキャバ嬢ですが、 話しているもの全てが本当のこととは限りません。 たとえば、お客様を笑わせるための嘘、お店の売り上げに貢献するための嘘、個人情報を隠すための嘘 などなど… 嘘をついていると言われると、少し嫌な気分もするかもしれませんが、キャバ嬢の嘘は、仕事をしていく上で必要な 嘘なのです。 キャバ嬢という仕事柄、すべてのことを正直に本当のことを言ってしまってはいけません。 嘘の内容も必要なのです。 今回は、そんなキャバ嬢の嘘についてどんな場面で誰になど解説していきたいと思います！
「彼氏はいない！」という嘘
彼氏がいないという嘘はキャバ嬢であれば当たり前にいついているような嘘です。
「本当は彼氏いるんだけどなあ」
「彼氏がいると公言していた方が変な人に言い寄られないんじゃないか」
このように思うかもしれません。しかし、彼氏がいることは隠した方がいいです。
いちばんの理由としては、キャバクラというお仕事自体がファンをつけるお仕事だと言えるからです。
キャバクラはお客さんと楽しく会話しながらお酒を飲んだりするお仕事ですが、男性はその場だけのキャバ嬢との恋愛状態のような環境を楽しんでもいます。
ファンをたくさん持つ芸能人のようですね。実際にキャバ嬢から人気芸能人になった人もいます。
自分が好きな芸能人がなんの前触れもなく急に結婚したことを知ったらとても驚きませんか？それを祝福することもできますが、少し裏切られたような気もするのではないでしょうか。それと同じで自分が応援しているキャバ嬢には彼氏がいたと知ると、今までのように応援する気がなくなるかもしれません。
キャバクラの仕事はそれくらいファンの存在が大切なのです。
こういった理由から、実際には大好きな彼氏がいてもお客さんには彼氏はいませんという嘘をつくべきなのです。彼氏と同棲している場合は、お客さんには友達と一緒に住んでいるなどの嘘も必要ですね。嘘を重ねることになりますが、これは悪い嘘ではなく、必要な嘘です。
しかし、注意が必要なのはどこまで行ってもお客さんとキャバ嬢の関係であるということです。お客さんにあまりに気があるような態度をとると、お客さんも誤解して本気になってしまうかもしれません。そこでトラブルに発展することもあり得るので気をつけましょう。
「忙しいんです！」という嘘
「この嘘は必要なの？」
「出勤時以外はあまり忙しくないけどなあ」
と思う人も多くいると思います。しかし、この嘘もプロとして必要なのです！
お客さんには仕事以外の時間に何をしているかや暇なのかなどの質問をしてくる人もいます。
これはお客さんがいかにお店に行かずにキャバ嬢に会えるかどうかが気になっているのです。
一つ目の嘘でも書いたように、キャバ嬢のことを一人の女性としてみているお客さんもいます。そういった考えを持つお客さんは同伴を嫌がることが多いです。
そういったお客さんにキャバクラの仕事以外は何をしているの？などの質問をされることがあります。
その時は実際には何もしていなくて暇でも、お昼は別の仕事をしている、学校に行っている、などと言い忙しく過ごしているように見せる必要があります。
同伴以外でご飯などに誘われた時は「いきたいんですけど、少し忙しくて」と申し訳なさそうに断るといいとお思います。
お店以外で会うことはできないとお客さんもわかれば、お店に会いにきてくれるので好循環です。逆に出勤がない日に誘われて一度会ってしまうと、お店に行かなくても会えるのだとお客さんも思ってしまい、お店に来てくれなくなったり、その後も出勤時以外に頻繁に誘われるようになるかもしれません。
断りづらい時は同僚の子に手伝ってもらってその日は一緒に遊びにいくなどと伝えてもらい断るようにしましょう。
本名を聞かれたら？偽名をいった方が良い？
キャバ嬢の多くは本名を使わず、大概は源氏名でお仕事をします。そのためお客さんの中には気に入ったキャバ嬢の本名を聞いてくる人などもいます。
そんな時に嫌な顔をして本名は言えないと伝えると場の空気が悪くなるのではと思ったり、そのお客さんはもう指名してくれなくなるのが不安で本名をいう人もいます。
しかし、本名がばれれば自分が利用しているプライベート用のSNS全てがバレる可能性があります。ここからトラブルに発展するかもしれません。
SNS以外にもいろんな個人情報が名前からわかるので、知られたくない事まで知られる可能性もあります。
もちろん、お客様はそういう風に悪用しようと思っているわけではないかもしれませんが、リスクもあるので本名は隠しておいた方が良いでしょう。
実際のキャバ嬢の多くは本名を答えてるつもりで、偽名を伝えている場合が多いです。自分以外のキャバ嬢の個人情報を聞かれた時はもちろん答えないようにしましょう。
個人情報を伝える事で、いろんなことがバレてストーカー被害やSNSトラブルなどに繋がる危険性もあるので、偽名を伝えるという事は必要な嘘ですよね。
また、偽名を伝えることでお客さんに特別感を与えられるというメリットもあります。
個人情報を隠すこともできて、お客さんに特別感も与えられる偽名という嘘はいいことかもしれません。しかし、一回使った偽名はしっかり覚えておかないとボロが出るかもしれないので注意ですね。
まとめ
ここまでどうでしたでしょうか。嘘をつく事は疲れますよね。
しかし、自分を守るための嘘や仕事をトラブルなく進めるための嘘などキャバクラでは働く上では必要な嘘はあります。キャバクラに限らずあるかもしれません。
キャバ嬢も嘘をつくこともありますが、お客さんにも嘘をつく人はいると思うので全てをそのままに受け取らないように気をつけましょう。
嘘には必要なものもあるとわかっていただけたと思います。みなさんも嘘をうまく使ってキャバクラで働いてみてください。
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